Q どの治験がPhase1なの? A 治験が生物学的同等性試験なのかPhaseTなのかは、説明会を受ければ一発でわかります。説明会の中で、『この治験は第一相試験(PhaseT)です』とか『この治験は生物学的同等性試験です』とか配られる冊子の中に記述されていますし、口頭でも行います。 もしくはエントリーする際に(電話などで)『この治験は第一相試験ですか?それとも生物学的同等性試験ですか?』と聞くのも良いでしょう。後は、まぁ、当然ですが金額が違います。生物学的同等性試験は日額1万5千円程度(それでもかなりおいしい)なので、そこから判断するのも手でしょう。
Q 全ての治験がハイリスクなのか? A 正直治験自体がある程度のリスクを含んでいるし、薬の種類(血圧に関する薬なのか、アレルギーに関する薬なのか、消化系に関する薬なのか)によってはその人に合う合わないがありますので実際飲んでみないとわからないと言うのが妥当と思います。 ただPhaseTは『安全性』を見ることに重点を置くのに対して、生物学的同等性試験は既に発売されている薬とこれから出す薬の『比較』を見ることに重点を置くので、安全性が確保された上での試験になります。故に生物学的同等性試験はローリスクな治験と思います。